「まずやってみよう」と
軽やかに動く“NEXTEPマインド”
“NEXTEPマインド”は、小児医療分野の事業にとどまりません。農園やチョコレート工房を設立し、障がいのある方や就労に関するサポートが必要な方の支援にも取り組むなど、常に新企画が生まれ、動いています。最新のプロジェクトは、来年初夏にオープン予定のジェラート屋さん。夏場、チョコレート販売はどうしても売り上げが減るため「夏場の仕事をつくりたい」というのがきっかけでした。クリニック近くの土地を買い受け、そこにジェラート屋さんをつくるプロジェクトが進行中。なぜか医師で理事長の島津がジェラートの試作に取り組んでいる感じも、NEXTEPでは「あるある」の光景です。
利用者のニーズに寄り添う一方、スタッフの働きやすい環境を整えているのもNEXTEPの特長です。医療型ショートステイを受け入れているクリニックの設計がその一例で、1フロアに7床のベッドを設置し、見通しのよい病室で常に5〜6名の看護師が子どもたちのケアをしています。バギーや荷物を置くスペースも確保されているほか、車への乗り降りもスムーズなように動線が工夫されています。また事務局との連携も密で、設備の修繕などの雑務は事務局が行うため、看護師は看護の仕事に専念することができる環境です。その先進的な取り組みを学ぼうと、数ヶ月に一度は医療関係の方が視察に訪れています。